内容説明
日本刀のわざを伝えてきた五つの聖地・五ヶ伝。その最大の製産地として繁栄した備前、中でも多くの名工・天才たちを輩出した鎌倉時代中期より南北朝時代にかけての長船鍛冶の技と美に迫る。日本でいちばん刀剣に精通した著者による日本刀指南の定本第三弾!長船派の黄金期にフォーカスし、長年に亘る実証的研究で得られた知見をここに公開する最も実践的な刀剣解説書。
目次
1 長船の盟主 光忠
2 長船の巨匠 長光
3 長船真長
4 長船景光
5 長船近景
6 長船兼光
7 長船長義
8 長船盛景
9 長船元重
ボーナストラック 押形の話
著者等紹介
田野邉道宏[タノベミチヒロ]
1945年、鹿児島県鹿屋市吾平町に生まれる。1970年、鹿児島大学法文学部卒業。同年(公益財団法人)日本美術刀剣保存協会学芸員となり、本間薫山・佐藤寒山に師事する。学芸部長・常務理事・刀剣博物館副館長などを経て2009年退職。その間に重要・特別重要刀剣審査員、保存・特別保存刀剣審査員、文化庁刀剣登録審査員(東京都担当)をつとむ。号は探山(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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