12イヤーズ ア スレーブ

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784907205065
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0097

内容説明

「それでも夜は明ける」の原作、ソロモン・ノーサップ自身による衝撃の名作。自由とは何か、生きるとは何か、自らの魂で感じてください。その救いようのない悲しみ、そして暗い絶望の淵から涌き上がる希望の光、燦然と輝ける「生」が見えてきます。全米学区教育委員会協議会により、米公立高校推薦教材に指定。第86回米アカデミー賞作品賞受賞作品。

目次

自己紹介
ノーサップ家
生まれと家系
ミンタス・ノーサップ
アンネ・ハンプトンとの結婚
良い決断
シャンプレーン運河
カナダへのいかだ下り
農業
バイオリン〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃんみー

44
映画『それでも夜は明ける』の原作本。奴隷制度については誰もが学校で習うことだが、実話としての物語を読むと、肌の色が違うというだけで同じ人間であるにも関わらず、奴隷というか、まるで家畜のように扱うことができたのかと不思議に思う。主人公のノーサップは運良く助け出されたが、奴隷として一生を終えた人々がかなりいたのだろうと思うと心が痛む。アメリカでは今の時代にも警察官が黒人を射殺したというニュースが話題になるが、白が優位であるという感覚が残っているのでしょう。⇒続く2015/09/14

fseigojp

16
映画原作 とにかく南部の奴隷制度の残虐さが詳細に述べられており、しかも実話だったことに衝撃!2015/08/07

mitubatigril

7
南北戦争後のアメリカ 北部では奴隷制度は解放され黒人であろうとも自由民として生活出来ていた。 しかし依然として奴隷制度のある南部で全てとはこの作品ではわからないが旧態依然と奴隷制度があり その為に自由な人民として生活している黒人を人身売買の道具として誘拐したり騙して連れ出し拘束し売買にかくたりする事実があった。著者は当事者でその解放されるまでの月日を語っている。 奴隷制度の事はよく知らないが深く考えられる作品だった。2020/05/04

アーク

5
アメリカの南北戦争以前の黒人奴隷の扱いについては、最近やっと「ジャンゴ」や本書の映画化作品「それでも夜は明ける」で描かれるようになった。言い換えると、150年以上もの間、黒人奴隷の虐待は無視されていたことになる。本書の著者の聡明ぶりは自分の置かれた立場を克明につづった内容でよく伝わってくるし、人間であって人間ではない黒人奴隷が白人からどんな扱いをされたか、ヘヴィな内容ながらも現代人が知っておく必要があるな。ドナルド・トランプの下で再びマイノリティが虐げられようとしている今だからこそ。2016/11/12

波のうねうね

4
映画原作だったので読みました。著者が生きて戻り、南部での苦しい日々を書いたことは、とんでもなく価値のあることだと思います。間違いなく歴史で、人間の一面で、他所のこととして切り離して考えてはいけないと改めて感じた。2020/07/19

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