内容説明
美しいカラー写真で約250種の鉱物・宝石を紹介!基礎データの収録はもちろん、採集のしかたや、クリーニング・整形方法、観察・分類/標本作り、保管、展示のテクニックなども満載!
目次
第1章 鉱物のしくみ
第2章 鉱物の性質
第3章 宝石のしくみ
著者等紹介
下林典正[シモバヤシノリマサ]
京都大学国際高等教育院教授(京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻併任)。1960年京都市生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院理学研究科修了。理学博士。京都大学理学部助手や同大学院理学研究科助教授・准教授を経て、2013年より現職。造岩鉱物の相転移やそれに伴う微細組織変化の研究、ならびに稀産鉱物の記載鉱物学的研究に従事している。他大学の研究者とはもちろん、アマチュア鉱物研究家・愛好家との交流も活発で、様々な形態での共同研究や依頼研究にも積極的に取り組んでいる
石橋隆[イシバシタカシ]
公益財団法人益富地学会館研究員。1977年長野県松本市生まれ。中京学院大学経営学部卒。2009年より現職。益富地学会館の運営や、展示企画、教育普及、出版物の執筆や編集に携わるほか、専門家やアマチュア研究家への協力や支援活動に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おの
7
図書館本。ふと石にロマンを感じて。とても綺麗。採取方法も載っててよき。残業ばかりで現実逃避。2022/06/05
なー
5
★★★★☆ 綺麗な画像に丁寧な解説で鉱物素人でもなんとなーく分かったような気にさせてくれました。一章の鉱物の基本は読んでいてとても楽しかったです。2018/12/01
asanosatonoko
4
初心者にわかりやすい入門本として購入、意外と踏み込んだ内容だった。オールカラーなのでいろいろな形や色をした鉱物が見られてそれだけでも楽しい。巻末でフィールドワークを勧めてくるが、集めたいとは思わないけどフィールドワークは楽しそう。2015/01/05
ラーテル
3
史上最強と銘打ってあるので、ついつい衝動買いした。 鉱物に関しての知識0の状態で読んだのだが、基礎からしっかり書いてくれていたのでわかりやすかった。 鉱物は何かについて、化学の知識が少ない人にも元素表から解説してくれている。入門書としては私はこれが分かりやすかった。 著者の鉱物への愛が伝わってくるのもよいポイント。「ルーペを使って観察、鉱物の表情がわかって楽しい」と書いてあるのをみて、好きが伝わってきた。かなりオススメ。2015/11/29
MOTO
2
加工される以前のもの、地球が創った最初のものを見るのが好き。 元素の構成のちょっとした違いで、石の硬度や色が変わってて面白い。 それを人間が削って磨いて光らせて、万人を魅了する宝石へと変えてく過程も目を惹く。 で、最後は発掘作業をしてみよう!とまで促している。 おそらく、まじで石好きな人が制作した図鑑であろうと思われる。 2016/05/01