目次
1 陸羯南―陸羯南の文学観念の形成
2 佐藤紅緑―感想其他‐佐藤紅緑『ああ玉杯に花うけて』
3 秋田雨雀―敗戦直後の秋田雨雀‐占領下の郷里とのかかわり
4 葛西善蔵―葛西善蔵「雪をんな」論‐弘前の雪女伝承を起点に
5 高木恭造―幻の蝶を追いかけて‐高木恭造・満洲・マイナー文学
6 石坂洋次郎(石坂洋次郎「老婆」改訂の意味;『若い人』と『青い山脈』の色彩世界)
7 今官一―「場外れ」のモダニストの射程‐今官一論序説
8 三浦哲郎―三浦哲郎「盆土産」の教材としての可能性
9 青森文学案内
著者等紹介
郡千寿子[コオリチズコ]
1965年、奈良市生まれ。武庫川女子大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。弘前大学教育学部教授を経て、現在、弘前大学理事(研究担当)・副学長。附属図書館長。専門は日本語学
仁平政人[ニヘイマサト]
1978年、茨城県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程を修了。弘前大学教育学部講師を経て、東北大学大学院文学研究科准教授。専門は日本近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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