ゲンロン 〈2(2016 April)〉 特集:慰霊の空間

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ゲンロン 〈2(2016 April)〉 特集:慰霊の空間

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  • サイズ A5判/ページ数 340p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784907188153
  • Cコード C0010

出版社内容情報

目次

来たるべき慰霊の哲学のために 東浩紀

特集 慰霊の空間
[インタビュー]種の慰霊と森の論理
中沢新一 聞き手|東浩紀
[計画]怨霊の国を可視化する
カオス*ラウンジ+新津保建秀+津田大介
+藤村龍至+渡邉英徳+東浩紀
[論考]近代日本における慰霊の建築と空間 五十嵐太郎
[鼎談]死を超える建築:動員からアーカイブへ
五十嵐太郎+黒瀬陽平+東浩紀
[論考]ロシア宇宙主義 ボリス・グロイス
訳・解題|上田洋子

小特集 現代日本の批評Ⅱ
[対談]SFから神へ 筒井康隆+東浩紀
[基調報告]一九八九年の地殻変動 市川真人
[共同討議]平成批評の諸問題 1989-2001
市川真人+大澤聡+福嶋亮大+東浩紀
[コラム]『噂の眞相』と反体制サブカルチャー論壇の時代 さやわか

対談 神は偶然にやってくる 千葉雅也+東浩紀

論考 他の平面論[第2回] 黒瀬陽平
独立国家論[第2回] 速水健朗
ダークツーリズム入門[第9回] 井出明
アレゴリー的衝動 第1部[後]
クレイグ・オーウェンス 訳=新藤淳

コラム 安天/市川真人/辻田真佐憲/西田亮介/上田洋子

創作 ディスクロニアの鳩時計[午後の部Ⅱ] 海猫沢めろん

English Translations and Abstracts

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅん

17
中沢新一氏のインタビューがとても興味深かったけれど、昭和天皇が植物を好み、戦後に皇居の中で田植えを行なったのは、大地に根付く「植物的象徴」として天皇制を保持しようとする意志と繋がっていた、というエピソードが強く印象に残った。筒井康隆氏インタビューでの根にはキリスト的な神への意識があるという告白もおもしろい。ゲンロン1にあった雑多な魅力は薄れたが、その分慰霊と神の問題にがっつり取り組んだ内容になっています。何気に一番面白かったのはさやわかさんの『噂の真相』論かもしれない。2017/05/31

ころこ

6
1号と4号に挟まれた幾分存在感の薄い本誌の特集ですが、初見に近い建築論を含めて実際には射程が深い問題が扱われています。第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本国内指名コンペに参加した応募企画書が掲載されています。コンセプトは、本誌の特集である慰霊です。また、同様のコンセプトを持った福一計画に具体的な形を示して、挫折した計画に一旦決着を付けようとしている様に見えます。他方で、15年近く前に起こった加藤典洋と高橋哲哉の、国内と国外の死者をどの様に追悼するかという論争にも一定の回答を示している様にも見え2017/09/05

4
とりあえず、福田和也の右翼は信用してなくてオタク的と東が言ったのが印象的だった。2016/06/12

mstr_kk

4
中沢新一、筒井康隆、そして小林よしのりに特に強くスポットが当たっています。中沢さんはやっぱり好きだなあと思いました。脇役として大江健三郎の名もちょいちょい出てきます。また、東浩紀さん自身が自分の仕事をふりかえってまとめているところも、なるほどと思いました。2016/04/11

はなひ堂

3
ロシア宇宙主義に圧倒されました。このような無意味(というと失礼極まりないけれども)にも思えるような思想にこそ政治、経済的でない可能性が含まれていて、爽快感を味わえるということを改めて感じた。あとメイヤスーも当然気になりました。2017/09/01

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