内容説明
3.11東日本大震災・大津波と福島第一原発事故は日本中を震撼させた。あれから間もなく2年になろうとしているが、復興への力強い槌音は聞こえてこない。政権が代わり、日本再生に向けた新たな取り組みが叫ばれる中、最も大事な「千年風土をつくる」というビジョンを本書は示す。
目次
第1部 災害の世紀・復興論(天変地異・災害の世紀;文明と災害;災害復興論)
第2部 風土千年・地域づくり(景観十年・風景百年・風土千年;環境ではなく風土と捉える;美しい風土をつくる ほか)
第3部 災害の世紀・夢のある未来に向けて(災害の世紀に求められている建設人像;夢のある故郷の未来)
著者等紹介
竹林征三[タケバヤシセイゾウ]
工学博士・技術士(建設環境、河川砂防及び海岸)。昭和42年京都大学工学部土木工学科卒業。昭和44年京都大学大学院修士課程修了、建設省入省。琵琶湖工事事務所長、甲府工事事務所長等を経て、平成3年建設省土木研究所ダム部長。平成6年建設省土木研究所環境部長。平成8年建設省土木研究所地質官。平成9年財団法人土木研究センター風土工学研究所長。平成12年富士常葉大学環境防災学部教授、附属風土工学研究所長。平成19年富士常葉大学大学院環境防災研究科教授(兼務)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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