内容説明
秋刀魚のひみつ、お魚たちの眠り方、歩いて移動するお魚？、ネコザメはペットにぴったり…朝日小学生新聞の人気連載。さかなクンの毎日はお魚だらけ！
目次
さかなクンが出合った！すてきなお魚たち（「海の霊長類」タコ―「お魚大好き！」の始まりでした；マダイ―お魚の王さま；アブラボウズ―お坊さん顔あぶらたっぷり ほか）
さかなクンが飼ってみた！かわいいお魚たち（いっしょに暮らすお魚たち―ながめてなごみ新たな発見も；ダンゴウオの仲間を飼育―産んだ卵は８８３粒ありましたぁ；クロアナゴ飼ってます―最大２メートルにもなるのに穏やか ほか）
東日本大震災を乗り越えて―さかなクンと水族館「もぐらんぴあ」（被災地の岩手・久慈市へ―地下水族館復興への思い熱く；もぐらんぴあ復活へ一歩―「まちなか水族館」として再開；千葉・館山→岩手・久慈―「もぐらんぴあ」へお魚のお引っ越し ほか）
著者等紹介
さかなクン［サカナクン］
東京海洋大学名誉博士。漁業・魚食、環境問題など、さまざまな問題提起を行い、全国で講演を行う。２０１０年、絶滅したと思われていたクニマスの生息確認に貢献。海洋に関する普及・啓発活動の功績が認められ、内閣総理大臣賞を受賞。環境省「地球いきもの応援団」、農水省「お魚大使」、文科省「日本ユネスコ国内委員会広報大使」など多くの肩書きを持つ。著書、メディア出演多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
92
少し前にさかなクンが出した自伝を読みました。お魚について語るさかなクンの熱いこと！絵も可愛い。小学生用の新聞に連載されていたもので、文章はテレビで観る時のままで、それがまた彼の人柄をも表していますね。内容も子供向けだけでなく大人も充分に楽しめるものになっています。様々な活動により、政府の色々な大使や内閣総理大臣賞も受賞されたさかなクン。興味は生き物全般に渡り、それを取り巻く環境問題まで提起し、震災後の東北へもよく出掛けてるのが分かりました。タツノオトシゴがサインになってる理由も納得でした。改めて感動です。2016/09/23
かおりんご
46
児童書。さかなクンが、震災復興のために頑張っていることも伝わり、なんだかホッコリとした気持ちになりました。さかなクンが再建に携わったもぐらんぴあん、行ってみたいと思います。今回はお魚の紹介だけではなく、さかなクン家で飼われているお魚や、さかなクンへの20の質問などもあり、面白かったです。2016/06/05
izw
16
小学生対象に連載しているだけあって非常に分かりやすい。舌を噛むような魚の名前が連発されていてもテンポのよさに苦もなく読めてしまいます。姿がカワイイと感銘を受け、食べておいしいと感動する態度に親近感がもてます。そんなさかなクンが描く魚の姿は、目がクリクリッとしていてどれもカワイイ。本人がどれほど魚が好きかを窺い知ることができます。館山のさかなクンのフィッシュハウスはどんなとこだろうと興味がそそられます。2015/09/04
こぺたろう
14
寝る前に読了。嫌味のない蘊蓄がたくさん詰まっていて、楽しく読めました。本当に魚が好きなんだなあ。本書の中で、粘液を出して眠るブダイの仲間が紹介されていていました。私が小さい頃、親に買って貰った図鑑にもその話があって、変わったお魚だなあと感じた記憶が蘇りました。2021/05/01
なおなお
10
さかなクンの可愛いイラストと共に色んな魚のお話がたくさん！さかなクンのお魚に対する愛情が伝わってきます。 そのお魚の姿、生態の説明はもちろん、美味しい食べ方もかなり書かれている。 最後は東日本大震災で被害を受けた水族館の復興の様子が描かれています。2022/09/04
