花と兵隊―杭州警備駐留記

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花と兵隊―杭州警備駐留記

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907127039
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0036

内容説明

中国戦線の「土地と農民と兵隊」そして戦争を描いた、壮大なルポルタージュ

著者等紹介

火野葦平[ヒノアシヘイ]
1907年1月、福岡県若松市生まれ。本名、玉井勝則。早稲田大学文学部英文科中退。1937年9月、陸軍伍長として召集される。1938年「糞尿譚」で第6回芥川賞受賞。このため中支派遣軍報道部に転属となり、以後太平洋各地の戦線に従軍。1960年1月、死去(自殺)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

shichuan

0
昔見た中国の抗日ドラマで、町の人々が兵隊の入場を歓迎して旗を振る場面が3度あった。画角や構図を同じにしたもの。最初は日本軍、次に国民党、最後に共産党。町の人々のテンションが最後だけ振り切れていて、流石にそうはならんやろ、と思った。未来はわからない。この小説に出てきて日本兵と交流する中国人の心持ちを察しきれないことに、やるせなさを感じた。2025/10/08

Ai

0
1937年12月〜翌年4月まで、日本軍が占領した杭州という都市に駐留して警備にあたった記録。戦闘シーンはなく、三部作の中では一番のどか(本作は実際の1年くらい後に朝日新聞に連載された。戦地ルポというよりは文学作品の趣が強い)。相変わらず兵たちは食べ物への関心が高く、冒頭からいきなり、間もなくくる正月に雑煮や餅が食べられるのか、ということに頭を悩ませている。部下の兵は上陸したときの13人から8人になっている。この兵たちとともに、市中に残る一般の中国人(支那人と表現される)とさまざまな交流を繰り広げる。2021/08/21

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