内容説明
図書館魔女を育てた、本、旅、人。“魔女”のルーツがこの一冊に!
目次
1 魔女の本棚―司書は言葉で魔女になる(ネロ―愛された小さな犬に『谷川俊太郎詩集』;いま曲がりかどにきたのよ。『赤毛のアン物語』;どうぞこのくまのめんどうをみてやってください。『くまのパディントン』 ほか)
2 本棚からこぼれ落ちたもの―旅と映画そして図書館(「アイロンがけは繊維を元に戻す作業である」;「ハリウッドを救った歌声―最強のゴーストシンガーと呼ばれた女」;庭師になったブルックナー ほか)
3 いつも本をそばに―私のブックレビュー(不穏の先にたどり着く果ては?『忘れられた巨人』;書き続けるべき永遠のテーマ『片手の郵便配達人』;国も民族も超える市井の人々の日常『じゃがいも:中国現代文学短編集』 ほか)
著者等紹介
大島真理[オオシママリ]
1948年宮城県生まれ。山形大学卒業。東北大学附属図書館、91‐92年アメリカウェスト・バージニア工科大学図書館にてインターン。元東北福祉大学准教授(図書館学)、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ichi
17
【図書館本】どういう本か何もわからない状態で借りたのですが、いわゆる著者が感銘を受けたというブックレビュー本でした。外国の本の割合が多いの印象。2018/05/15
めぐみ
5
「言葉が与えてくれた大きな力は、なによりも生きる糧となった。」という司書の本棚や旅、映画のことなど。だいぶ古い本が多いと思ったら、ナント著者は70歳。本への愛を感じます。2018/02/01
あけの
4
安定の面白さでした♪2019/03/12
Ayako
2
知らない本が多くて大変興味深く読ませていただきました2018/09/19
nitti
1
図書館でパラパラめくりつ、気づいたら読み終わっていた。面白い発見が散りばめられており、あぁ、私も本も旅、どちらも好きだと感じた。2018/03/02