内容説明
「芸術家は、仕事を続けながら戦場で死ぬべきだ」度重なる指の不調とスランプ、そして忍び寄る戦争の影。人気絶頂にあったパデレフスキを政治活動へと向かわせたものは何だったのか…新たに書き下ろした補遺章「パデレフスキの生涯」掲載。下巻、ヨーロッパ演奏旅行から第一次世界大戦勃発まで(1892~1914)。
目次
第10章 聴衆と政治的な迂回
第11章 2度目のアメリカ訪問
第12章 幕間の作曲家
第13章 ロシア演奏旅行
第14章 スイスの家
第15章 最速で上り詰めた頂点
第16章 オーストラリアとニュージーランド
第17章 ピアノへの嫌悪感
第18章 悲しい出来事
第19章 祭りの日
第20章 補遺章 パデレフスキの生涯
著者等紹介
湯浅玲子[ユアサレイコ]
桐朋学園大学音楽学部作曲理論科卒業、同大学研究科修了(音楽学専攻)。曲目解説のほか、各種音楽雑誌に、特集、連載記事、楽曲分析、演奏会評、CD評などを執筆。季刊「音楽の世界」副編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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