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内容説明
世界を救った不死の英雄・コガネ。時代の皇帝の謀略により無実の罪で監獄城に幽閉されたコガネは、誰からも忘れ去られ、悠久の時を生きながら、500年後に脱獄を果たした―。七人の勇者の一人・聖女ミルを救い出したコガネは、次に極東の地・ホウライへと向かう。しかし、そこで知ったのは、仲間の死。不死となったはずの狩聖バハッダと聖盾ヘリウロスはどうやって死ぬことができたのか。そもそも彼らが本当に死んだのか、コガネは情報収集を行ううち、ホウライの一領主にまで昇りつめることになり!?完全×無敵の未来転生クライムファンタジー、待望の第二巻!
著者等紹介
瀬尾つかさ[セオツカサ]
第十七回富士見ファンタジア長編小説大賞審査員賞受賞。小説家になろうでは横塚司名義で『ぼくは異世界で付与魔法と召喚魔法を天秤にかける』連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
9
ミルと共に極東の国へ向かう中、かつての仲間の死を知らされ一領主にまで上り詰めてしまう今巻。―――時を経て知った事、変わらぬ事。全部抱えてそれでも前へ。 死なない筈の仲間の死、極東に蠢く誰かの思い。自由気ままに生きる事を決めたコガネ達が極東の地で暴れ回る今巻。 五百年、変わらぬままに人を見つめて理解した事とそれでも変わらぬ心を抱え悪事を叩き伏せる彼等の姿が、とても輝いている真っ直ぐに熱い巻である。知った変化した世界の姿、そして仲間達の行方。果たして、コガネ達の旅の行方とは。 次巻も須らく期待である。2020/02/23
みどり
4
ちゃんと話は進んでいる。今回はなぜか子供世代まで登場しちゃう。話がどんどん進むのでテンポよく読めるのはいいことです。2020/03/04
くろ
1
2巻までの感想。いつの間にかなろうに流れてたのか。そのせいでこんなに展開が巻きで味気ないのか……と思ったけど、考えてみたら前からそんな傾向はあったなw 詰め込み過ぎにならないように削るのは賛成だけど、地の文であっさり流すより、もっとばっさりいった方がいいと思うねんけどな。ストーリーラインは結構面白そうだけど、前述の味気なさが足を引っ張った感じは否めない。この作者の見切りの早さを考えると続きはないかなぁ2022/12/12
藤原祐樹
0
七英雄一人一人にフォーカスを当てていくのかな?と思っていたら半数をバッサリ切り捨てて巻き気味な展開。なろう版も更新がされてないのでエタったのかなあとなってしまっている。2023/01/23