内容説明
音楽を「感じる」とはどういうことか…?20年以上に及ぶ実践を経て解き明かした究極の理論。自分らしい演奏を実現するために、すべての人に贈る待望の一冊!!
目次
第1部 音楽の表現とは?(音楽理論と音楽表現―音楽表現を考える2つの視点;音楽表現の構成法;音楽のテクスチュア;旋律の表現;ハーモニーと音楽表現;楽譜に記された記号;テーマの連関)
第2部 楽譜を読み解く(F.ブルクミュラー『25の練習曲』作品100より;R.シューマン『子供の情景』作品15より;F.ショパン『ワルツ』作品69‐1;C.ドビュッシー『前奏曲集第1集』より;L.vanベートーヴェン『ピアノ・ソナタ第14番“月光”嬰ハ短調』作品27‐2)
著者等紹介
小畑郁男[コバタイクオ]
作曲家。音楽表現理論研究者。九州芸術工科大学芸術工学部音響設計学科、国立音楽大学楽理学科卒業。九州芸術工科大学大学院芸術工学研究科(博士後期課程)情報伝達専攻修了。博士(芸術工学)。中世から現代までの広範囲な音楽に興味を持ち、その表現研究の成果の一つが表現曲線である。福岡女学院大学非常勤講師
佐野仁美[サノヒトミ]
神戸大学大学院教育学研究科および神戸大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。「日本人にとっての西洋音楽」をピアノ演奏による実践と文献研究の両面から探究している。京都橘大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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