内容説明
ハイジは5才です。アルムの山に住むおじいさんに、あずけられることになったのです。全ページ絵キルトで蘇る、珠玉の名作『ハイジ』。QRコードで美しい音楽と朗読。「音の作品」で広がる世界!!
著者等紹介
スピリ,ヨハンナ[スピリ,ヨハンナ]
1827年、スイスのチューリヒ州郊外のヒルツェルにて生まれる。40歳をすぎて書きはじめた児童文学は、その名を国際的なものにした作品集『子どもたちと子どもたちを愛する人々のための物語集』がある。なかでも「アルプスの少女」の名で有名な「ハイジ」は、児童文学の名作古典として世界中で愛されている
高原ゆかり[タカハラユカリ]
京都府出身。教育系大学の美術科を卒業後、美術教師に。退職後、1992年に夫の故郷、兵庫県相生市に「ゆう風舎」をオープン。絵本図書館、カフェ、雑貨ショップを併設。キルトを中心とした手芸教室も主宰。アップリケキルトのオリジナルキット、オリジナル布のデザインも手がける。2006年、敷地内に雑貨ショップ&カフェを増築し、リニューアルオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
21
原作の「ハイジ」からエッセンスを取り出したお話だから、上下巻という珍しい構成になったのでしょう。 それでもあらすじを追いかけている様なところが否めず、展開の飛躍は気になりました。 それでも、それを埋めるのが、布地に丹念に縫い上げた絵の質感と布地の空白部分です。 旋律と余韻が縫い込まれた中に、原作への思いを感じました。 上巻は、ハイジがアルムの山で暮らすようになってから、様々な出会いや別れがあって、ドイツのフランクフルトに移り住み、再び山に戻って来るまでのエピソード。 当然下巻を読まずにいられません。 2021/12/23
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