内容説明
猫が綴る懐かしい日本の情景。癒しの絵本の登場です!!
著者等紹介
山口哲司[ヤマグチテツジ]
1972年大阪生まれ。風合いのある綿麻混合の布に手描き染めした「手染絵」の作品を制作。身近な自然や命をテーマに、日本の季節や文化などの要素を加え、花鳥画、風景画、縁起物、風物詩などの作品を描く。海外のアートショーや企画展などにも出展し人気を得る。2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
118
自由でごろごろ寝ている猫になりたいと仕事に疲れた時とかに猫を見ていると一度は思うのでは、そんな夢を叶えた様な絵本、レンゲや桜や夕焼けの風景がとても美しい素敵な絵本でした。2019/08/07
ぶち
105
なんて素敵な絵なんでしょう。日本の里山の美しい四季の景色を美しい色彩で魅せてくれます。れんげ畑のピンク、桜並木の淡いピンク、小川を流れる水の透明感、港町の真っ青な夏空に湧き上がる白い入道雲、秋の紅葉、晩秋の葉が落ちた雑木林の暖かいオレンジ色の夕焼け....こんなにも懐かしく感じるのは誰もが心に持っている景色を見事に描き出してくれているからでしょうね。その景色の中を歩く猫。そして、たどり着いたのは,,,,囲炉裏とその傍の寝心地のよさそうな籠がある家。あったかく満ち足りて眠りにつけそうです。2021/06/19
ぶんこ
51
素敵な絵本に出会えました。輪郭が少し滲んだようなのんびりとした感じで、また猫やたぬきの顔が優しい。素晴らしい絵に和まされながら、自分も猫になった気分でページをめくりました。年中「猫になりたい」と思っているので、こんなふうに、ある日猫になっていて、白猫さんが現れて探検に行かれたら最高。外はお天気も良く、川、海、桜でいっぱいの野山。山口哲司さん、追いかけたくなりました。2021/02/22
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
49
綿麻混合の布に手描き染めした「手染絵」の作品。ある朝、起きてみたら僕は猫になっていた。私もちょっと時間でいいから、猫になって四季折々の景色を歩いてみたい。2022/02/27
hundredpink
48
ある朝、目がさめたらねこになっていた…。2019/09/08
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