被災の町の学校再開―大槌町駐在指導主事の証言

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784907100254
  • NDC分類 372.122
  • Cコード C0037

内容説明

2011年の東日本大震災。岩手県大槌町は、町長も犠牲になったように最も被害の大きかった場所の一つである。津波に加えて火災も発生した。小学校も中学校も軒並み水没、あるいは焼け焦げた。町教育委員会は機能を停止した。新学期は目前であった。「再開なんかできっこない」。失意の底の教職員らを支え、再び立ち上がらせたのは、駐在勤務していた一人の女性指導主事だった。「子どもたちのためならできる」。奇跡の学校再開にこぎつけるまでの歩みを「聞き書き」によって再現した。

目次

第1章 被災の町
第2章 その言葉にはっと目が覚めた
第3章 「無理」を「可能」に変えるまで
第4章 越えなければならないハードル
第5章 学校再開が現実味を帯びてきた
第6章 ついに学校再開へ
第7章 仮設校舎入居へ
第8章 私も体験したフラッシュバック
第9章 伊藤正治教育長インタビュー

著者等紹介

望月善次[モチズキヨシツグ]
筆名・三木与志夫。1942年山梨県生まれ。東京教育大学大学院教育学研究科(修士課程)修了。岩手大学教育学部教授(附属中学校長、学部長)、盛岡大学学長、インド・ネルー大学、デリー大学客員教授等を歴任。(国際啄木学会会長、全国大学国語教育学会理事長・会長)現在岩手大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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