目次
第1章 「飛鳥・藤原」の歴史と概要(飛鳥・藤原京の時代―「日本国」誕生の時代とその舞台;「飛鳥・藤原」の構成資産の概要と魅力)
第2章 座談会「日本国」の誕生と、日本人のこころの原点を記憶する史跡
第3章 飛鳥・藤原京の自然と文化(飛鳥時代の人と自然;古代の国家デザイン―律令と藤原京;『万葉集』のなかの明日香と藤原;飛鳥時代の美術と信仰)
第4章 世界遺産登録に向けて(高松塚古墳にみる石室・壁画の保存;東西交流の古代都市「パルミラ」―破壊を経て残存する遺跡の強靱な姿;「飛鳥・藤原」をめぐる議論―日本古代への国際的理解をさらなる深みへ)
著者等紹介
五十嵐敬喜[イガラシタカヨシ]
1944年山形県生まれ。法政大学名誉教授、日本景観学会前会長、弁護士、元内閣官房参与。「美しい都市」をキーワードに、住民本位の都市計画のありかたを提唱。神奈川県真鶴町の「美の条例」制定など、全国の自治体や住民運動を支援する
岩槻邦男[イワツキクニオ]
1934年兵庫県生まれ。兵庫県立人と自然の博物館名誉館長。日本植物学会会長、国際植物園連合会長、日本ユネスコ国内委員などを歴任。94年日本学士院エジンバラ公賞受賞。2007年文化功労者。16年コスモス国際賞受賞
西村幸夫[ニシムラユキオ]
1952年福岡県生まれ。神戸芸術工科大学教授、東京大学名誉教授。日本イコモス国内委員会前委員長。専門は都市計画、都市保全計画、都市景観計画
松浦晃一郎[マツウラコウイチロウ]
1937年山口県出身。外務省入省後、経済協力局長、北米局長、外務審議官を経て94年より駐仏大使。98年世界遺産委員会議長、99年にアジア初となる第8代ユネスコ事務局長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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