加藤郁乎作品撰集〈1〉初期俳句・初期日記・初期俳論

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  • サイズ A5判/ページ数 493p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784907078102
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0395

内容説明

澁澤龍彦をして「ポエジーの屍体」と言わしめた、猥雑で俗悪で不透明な熱気の皮膜を拒む言葉の数々。瀧口修造・松山俊太郎・西脇順三郎らの郁乎論を含む初期七句集と、第一句集『球體感覺』刊行前後を明かす未公開日記「自治領誌」を完全収録。

目次

初期俳句(球體感覺;えくとぷらすま ほか)
初期日記(自治領誌1 1956~1958;自治領誌2 1958~1959 ほか)
初期俳論(詩論集 眺望論抄;遊牧空間抄 ほか)
既刊栞・解説(栞・えくとぷらすま;栞・定本 加藤郁乎句集に寄せて ほか)

著者等紹介

加藤郁乎[カトウイクヤ]
昭和4年1月3日東京生まれ。俳人・詩人・古神道研究家・江戸俳諧考証家。商社経営、テレビ局勤務を経て文筆業に専念。「黎明」代表、「俳句評論」同人。師系や結社をもたず生涯に14冊の句集を刊行、受賞多数。単独選考による加藤郁乎賞を制定し短詩文芸の発展に寄与した。平成24年5月16日心不全により没、享年83(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hryk

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たまたま読んでいた柳瀬尚紀訳『フィネガンズ・ウェイク』の小林恭二の解説で加藤郁乎の名を知って、引かれていた句を、なんだこれはと思い、本書を入手して読んだ(解説を小林が書いている)。本当になんだこれは感あふれる俳句ばかりで、エッセイでは句作についても述べているが、依然としてなんだこれは感が強まる。日記も、PCもSNSもない時代の文化人の日常が垣間見えて興味深い。2020/07/09

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