内容説明
東京・谷中「雑貨と本gururi」。店主の日々とこれまで、これから。
目次
1章 gururiの日々(gururiの一日;冬の日記;春の日記;夏の日記;秋の日記;夜の散歩)
2章 gururiまで(水の中で;おもちゃのレジスター;天ぷらの思い出;生き様を見せるしかない;あゆちゃんと友だちになってね ほか)
著者等紹介
渡辺愛知[ワタナベアユチ]
静岡県生まれ。広告制作会社、書店、出版社勤務を経て、2021年より東京・谷中で「雑貨と本gururi」を営んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
遙
12
雑貨と本gururiを営む店主さんの日記と、お店を始めるまでのエッセイ。装丁のデザインや紙質がとても良く、第一印象から掴まれる一冊。 自分の為でなく、誰かの為のお店にしたい。 お店での営みで自らを描いていきたいというような、真っ直ぐな著者さん。優しげながら時折心細そうな文面は、その場所を守りながら、一方で精一杯、自らを奮い立たせて日々前に進んでいる印象を受けました。 訪れる人々への新たな道標になるような、そんなお店になり得てるのかもしれません。信念を持ったお店経営。移転後に一度は足を運んでみたいものです。2026/03/15
maaaaay22
3
ゆっくり読もうと思っていたけど届いて2日で読み終わってしまった。想像以上に壮絶な人生を過ごしてこられたんだと知った。文章は体温があり、率直で、でもまだまだ言っていないこともきっとたくさんあって...一人の人生というものは、どれだけ言葉を尽くしてもきっと全部は伝わらない。でも、勇気や覚悟をもって見せてくれたものを、踏みにじりたくない、と思った。相手がどんなものをくぐりぬけて、抱えて、生きてきたかわからないからこそ、簡単に断罪したりせずに、たくさんの余白を持って接したいと思った。日記が先でエッセイが後、新鮮。2026/04/12
グルト
2
本屋さんの一日ってどんな感じなのかなって思っていたので、この本を読んで思った以上に精神的にハードなのかも?と思った。本読めたりするかと思ってたけど、そんなに暇じゃないんだな〜。趣味のようにみえて、お客さんの求めるもの、売れるものを綿密に考えている。店頭で心無い言葉をかけられたり…思ったより弱い立場にある。いい本ないかなと立ち読みさせてもらうことも多いけど、いい本屋は残って欲しいから、お金という形で還元できたら。2026/09/19
littlebluestar
1
谷中のへび道の書店「gururi」が建物の老朽化により閉店、そさて新店舗へ移転するまでの日々。 一部の来店客の言動に憤りを覚える部分もあったが、このお店を大切に思う人々の温かみとお店を営むにあたり常に思いを巡らせている著者の信念がじんわりと心に沁みる。2026/08/08
おにく
1
小さなお店を営む著者。彼女の日常には豊かさがある。キズがあり、迷いもある。弱さと強さがある。 私は性別、子どもの有無、職業など、多くの属性が彼女とは真逆。政治的な思想も大きく違う。それでもこの本に描かれた生活に対しては多くの共感を覚え、魅力を感じる。暮らしのキホンのような、そういう日々の過ごし方を、この本に感じる。2026/05/14




