内容説明
ルックス至上主義、規範的女性性に抵抗する脱コルセット運動。韓国の若い女性たちが化粧品を捨て、髪を短くした写真をSNSにアップ、急速に広まった。女性らしさを「電撃的に打ち切る」強いアプローチを取った背景とは。『私たちにはことばが必要だ』イ・ミンギョンが「脱コル」実践者たちと対話し、読解を試みた渾身の1冊。
目次
観念から感覚へ
女から人へ
する自由からしない自由へ
努力から忘却へ
美しさから痛みへ
平面的な自我イメージから立体的な自分へ
美の観点から機能の観点へ
男性の他者から、女性として同一視された女性へ
画一的な日課から多様な日常へ
順応から違反へ
分裂から統合へ
今、ここから、別の世界へ
死から生へ
さあ、次の世代へ
著者等紹介
イミンギョン[イミンギョン]
延世大学校仏語仏文学科、社会学科を卒業後、韓国外国語大学校通訳翻訳大学院韓仏科で国際会議通訳専攻修士学位を取得、ENSパリ・サクレー校博士課程在籍中。フェミニストのためのことばを物し、訳す活動を行う
生田美保[イクタミホ]
2003年より韓国に暮らし、会社勤めと子育てのかたわら翻訳に携わる
オヨンア[オヨンア]
呉永雅。在日コリアン3世。2003年より韓国在住
小山内園子[オサナイソノコ]
東北大学教育学部卒業。社会福祉士
木下美絵[キノシタミエ]
ソウル大学国際大学院韓国学専攻修了。韓国旅行情報サイト記者、在韓日系団体職員を経て、現在は日韓書籍の版権仲介を行う「ナムアレ・エージェンシー」代表。韓国・京畿道在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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