内容説明
アメリカの一極支配に果敢に挑む中国。その外交理念と戦略はいかにして構築されてきたか中国の代表的国際政治学者が渾身の力を込め、中国外交の全体像を描き出す。
目次
第1章 十八全大会以降の中国外交理論およびその実践革新の回顧と展望
第2章 十八全大会以降の中国外交の展開とその特徴
第3章 民族復興という歴史的プロセスにおける外交の役割
第4章 大国同士の関係を構築・維持
第5章 周辺地域の戦略的構築
第6章 グローバルパートナーシップネットの構築
第7章 グローバル統治システムの改革を推進
第8章 中国の大国外交の再認識
第9章 中国外交の思想的淵源
第10章 中国外交、今後10年の展望
著者等紹介
金燦栄[キンサンエイ]
1962年生まれ。復旦大学国際政治学科卒、中国社会科学院大学院修士、北京大学国際関係学院博士。中国人民大学国際関係学院副院長、教授。中国人民大学国際エネルギー戦略研究センター学術委員会主任、中国人民大学アメリカ研究センター副主任。中国国際関係学会副会長兼務。主要学術研究領域はアメリカの政治制度と政治文化、アメリカ外交、中米関係及び大国の関係、中国対外政策
三瀦正道[ミツママサミチ]
麗澤大学名誉教授。NPO法人「日中翻訳活動推進協会(而立会)」理事長。上海財経大学商務漢語基地専門家。日中学院講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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