内容説明
大国にして途上国でもある中国の、グローバル・ガバナンスにおけるポテンシャルを冷静に分析。近年プレゼンスを向上させてきた中国の思惑が垣間見える一書。
目次
第1部 理論篇(グローバル・ガバナンスの論理起点:西洋性からグローバル性へ;グローバル・ガバナンスにおける中国の期待:なぜ中国は欠席できないのか;グローバル・ガバナンスの中国の基礎:中国の制度の比較優位;グローバル・ガバナンスにおける中国の役割:参与者、建設者、先導者)
第2部 実践篇(グローバル・ガバナンスについての中国の探求1:人類共通の価値観―全人類の心のふるさとの最大公約数の確立;グローバル・ガバナンスについての中国の探求2:新型国際関係と新安全観の提唱;グローバル・ガバナンスについての中国の探求3:サイバー空間運命共同体の構築;グローバル・ガバナンスについての中国の探求4:「一帯一路」の中国の知恵;グローバル・ガバナンスについての中国の探求5:AIIBとグローバルな金融体系の変革;グローバル・ガバナンスについての中国の探求6:なぜ中国がG20を救ったと言うのか;グローバル・ガバナンスについての中国の探究7:国際関係の法治化の推進;習近平によるグローバル・ガバナンスに関する論述の一部)
著者等紹介
古川智子[フルカワトモコ]
大阪府立大学総合科学部を卒業後、会社勤務などを経て2003年よりフリーランス翻訳者。観光情報から石油化学メーカーの新規事業計画書まで、取扱分野は幅広い。2級FP技能士/AFPとしてフリーランス向けに「お金のこと」講座なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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