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内容説明
唐代を端緒とする、皮を材料に彫り上げた超絶技巧の影絵人形。表情豊かな頭や役柄に応じた人物の種類、歴史故事民俗文化を描いた戯曲のなかの人形たち、精巧な彫刻による書き割り、古来中国人の心に棲みつづける神経変化の姿まで、粋を極めた民間芸術の世界に多数の図版とともに誘う。
目次
1 皮影の歴史―唐五代‐宋元‐明清‐現代
2 皮影の種類と産地―陝西・河北・河南・山西・甘粛・青海・東北・四川・浙江・湖南・湖北・福建・広東・雲南・北京
3 皮影制作の道具と工程
4 皮影の保護と継承
5 皮影作品の鑑賞(頭;人物の役柄;戯曲故事と民俗生活;景物、家具、車馬、動物;神怪変化、珍禽異獣)
著者等紹介
王海霞[オウカイカ]
1963年、遼寧省本渓市生まれ。現職は美術研究所の研究員、民間美術研究室主任、中国芸術研究院民間美術研究センター主任
関紅[カンコウ]
1959年、北京生まれ。2002~04年、中国芸術研究院で美術学を研修。もと中国美術館民間美術部主任。中国美術館で十余の民間美術展を計画および参与。国の重点課題『中国民間美術の著名伝承者の創作・現状調査』の調査・研究および論文執筆にたずさわる
岡田陽一[オカダヨウイチ]
1948年、東京都生まれ。1972年、明治大学政経学部卒。『季刊柳田國男研究』(白鯨社)編集、『日本歴史地名大系』(平凡社)編集などを経て、執筆・翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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