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全訳 チャンドラキールティ 入中論

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  • サイズ A5判/ページ数 412p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784907022013
  • NDC分類 183.93
  • Cコード C3015

内容説明

空の立場から菩薩道の全容を描き出した、インド大乗仏教の不朽の名著。龍樹の諸論と、原始仏教から大乗仏教に及ぶ膨大な経論を駆使して、チャンドラキールティ(6~7世紀)が十地の菩薩道と、それによって到達する仏の世界を論じた古典を全訳。龍樹研究に生涯をかけた碩学と、近代仏教学とチベット仏教の生きた伝統を踏まえた気鋭の解説を付す。

目次

中観仏教における菩薩道の展開―『入中論』を中心として
入中論(歓喜という第一発心;離垢という第二発心;発光という第三発心;焔慧という第四発心;難勝という第五発心;現前という第六発心;遠行という第七発心;不動という第八発心;善慧という第九発心;法雲という第十発心;菩薩地の功徳;仏地の功徳;結)
『入中論自註』評釈―ジャータカからマンダラまで

著者等紹介

瓜生津隆真[ウリュウズリュウシン]
1932年、滋賀県に生まれる。龍谷大学文学部卒業、東京大学大学院インド哲学科修了、文学博士。仏教学専攻。京都女子大学教授、学長を経て、名誉教授。龍樹を中心とするインド中観派研究において、特に空と菩薩道との関係に注目する新しい視点を開き、また、浄土真宗の学僧としても活躍する

中沢中[ナカザワミツル]
1964年、茨城県に生まれる。真言宗僧侶。インド・ネパールなどで仏教の諸師に学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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