内容説明
黒田官兵衛がキリシタンだったことが隠蔽され、すぐ棄教したという風説を信じ込まされてきたのは、日本人のキリスト教音痴ゆえだった。司馬遼太郎『播磨灘物語』、火坂雅志『軍師の門』、上田秀人『日輪にあらず』、童門冬二『黒田如水』、加来耕三『乱世を勝ち抜く参謀学』、吉川英治『黒田如水』、松本清張『軍師の境遇』、海音寺潮五郎『武将列伝』など、官兵衛を描いた小説や評伝を取り上げ、その誤解や問題を再検討する。官兵衛の生涯に訪れた入信の契機はいつだったのか?
目次
第1章 官兵衛の青春時代(官兵衛はキリシタン;「黒田如水像」にある消された跡;キリスト教教育用の「泰西風俗画屏風」 ほか)
第2章 ザビエルからトーレスまで(一五四九年、戦国時代と宗教改革;イエズス会の海外宣教事情;ザビエル、日本を知る ほか)
第3章 官兵衛の「荒れ野の四〇年」(試練の三〇代の始まり;ひとり息子を人質に;自信の落とし穴 ほか)
著者等紹介
雜賀信行[サイカノブユキ]
1965年生まれ。関西学院大学卒業。いのちのことば社、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。キリスト教書・雑誌や人文書などの編集・制作を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
38
図書館本。戦国の世にキリスト者として生きた黒田官兵衛の一生涯を、キリスト信仰を軸に読み解いていく。上巻はキリスト教との出会いを様々な歴史小説の中からこれぞと言うものを的を絞って解説する。 ★★★★☆2024/08/28
como
1
装丁がとても美しいです。研究者ではないけれど、とてもよく調べて書かれたのだと。労作と思います。『本のひろば』というキリスト教関連の冊子に、ドラマのキリスト教考証をされた?上智の川村信三先生が書評を書かれています。 多くの小説に描かれた官兵衛と、実像に近い官兵衛との違いが面白い。2014/08/18
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