目次
僕はモンゴルで何をするのか(法整備支援;おまえがガンバれよ! ほか)
プロジェクト最大の危機(最高裁へ;モンゴルの裁判所 ほか)
全国出張/旅とイライラ(調停法;スフバートル広場のイベント ほか)
成功の理由(追い出される;全国で調停開始 ほか)
著者等紹介
岡英男[オカヒデオ]
弁護士(大阪弁護士会)・外国弁護士(モンゴル)。1972年神戸市生まれ。1995年関西学院大学法学部卒。1999年裁判所に入所し高松・東京・徳島で勤務。2004年裁判所を退職。2006年京都大学大学院法学研究科修了。2007年弁護士登録。2010年~2015年モンゴル国最高裁判所で勤務(JICA専門家)。2015年在モンゴル日本国大使館・日本企業支援業務委託弁護士就任。2016年大阪市大正区に大正法律事務所開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hatann
5
JICAの「モンゴルで調停制度を作る」というマニアックなテーマに貢献された弁護士の体験談である。「ひとりで僻地へ飛ばされながら、派遣元の支援に頼りすぎず、優秀な現地スタッフと二人三脚で邁進する」というのは日本の会社社会でもありがちな風景である。本件は成功談なので爽快感を強く味わえる。当初は様子見にて時間をつぶし、程なく懸命に仕事に励み、規模が拡大してくると大胆に現地へ権限移譲を進めるというプロジェクト開発及び管理の王道も見て取れる。多忙ながらモンゴル全県の裁判所を訪問するという無謀な心意気も楽しい。傑作。2019/03/25
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