内容説明
守るべきは「お金」よりも「山河」。あなたは、これからこの国で、どう生きるか?
目次
脱「経済成長」―グローバル資本主義は終焉する
「山河」を守る―「成長」から「定常」へシフトせよ
国家の「株式会社化」―サラリーマンマインドを捨てよ
「定常経済」と「贈与」―先人資産を次世代へパスせよ
「小国寡民」と「ハイパー・グローバル」―「グローバリズム」と「アンチ・グローバリズム」の安定点を探せ
「廃県置藩」のすすめ―日本をローカルに「分節」せよ
地方で生きるということ―脱都会で人間的成熟をめざせ
「個人」から「集団」へ―共同体主義で“危機”を乗り切れ
脱「市場経済」―市場に委ねる部分を減らしていく
脱「地方創生」―地方創生の狙いは冷酷なコストカット
脱「国家」―国家の存在意義が急速に失われつつある
定常経済へ―「小商い」で生き延びろ
脱「マスメディア」―真偽見きわめる直感力を身につけろ
脱「査定」―これから君たちはどう生きるのか?
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。神戸女学院大学文学部助教授・教授を経て2011年に退職。現在、神戸女学院大学名誉教授。京都精華大学客員教授。昭和大学理事。神戸市内で武道と哲学のための私塾「凱風館」を主宰。合気道七段。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞、『日本辺境論』で2010年新書大賞。執筆活動全般について第三回伊丹十三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
Twakiz
けんとまん1007
Sakie
hk