内容説明
聖公会(アングリカン・チャーチ)とは、英国国教会にルーツをもち、世界各国に広がる教会です。世界大の聖公会をアングリカン・コミュニオンといいます。内部には、多様な傾向があり、プロテスタント的要素とカトリック的要素とを合わせもっています。日本には、約三〇〇の教会のほか、大学、中・高等学校、幼稚園・保育園、病院、社会福祉施設などがあり、十一の教区に分かれています。
目次
第1章 聖公会が抱える問題
第2章 教会の創設
第3章 英国教会についてのビジョンの競合
第4章 福音主義
第5章 アングロ・カトリック主義
第6章 世界に広がるコミュニオン
第7章 聖公会の将来
著者等紹介
チャップマン,マーク[チャップマン,マーク] [Chapman,Mark]
オックスフォード・カデスドンのリポン・カレッジ副校長。オックスフォード大学でも教鞭を執っており、広く英国およびヨーロッパ中で教会史、教会論、聖公会論の専門家、歴史神学者として活躍している。宗教や、社会における宗教の役割についても多数の著作がある。英国教会総会におけるオックスフォード教区の聖職代議員でもある
岩城聰[イワキアキラ]
1946年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業(宗教学専攻)。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学(キリスト教学専修)。ウイリアムス神学館特別聴講課程修了。日本聖公会大阪教区司祭。現在、川口基督教会牧師、庄内キリスト教会管理牧師。ウイリアムス神学館教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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