出版社内容情報
ジョージナ・フェリー[ジョージナ フェリー]
原著
田村 実[タムラ ミノル]
翻訳
バージン・ルース[バージン ルース]
翻訳
内容説明
イギリスの片田舎に育った内気な少女は、どのようにして科学の最高峰にたどり着いたのか。科学者にして平和活動家であったドロシーの魂の軌跡。
目次
1章 かなり落ち着かない子供時代―カイロとノーフォーク 一九一〇~一九二八年
2章 私は学ばなければならない―サマービルとオックスフォード 一九二八~一九三二年
3章 ケンブリッジでの数年は発見に満ちていた―J・D・バナールとケンブリッジ 一九三二~一九三四年
4章 間違っていたら私は当然の報いを受けるだろう―オックスフォード、インスリン、トーマス 一九三四~一九三七年
5章 誰もタンパク質の研究に無関心でいられない―タンパク質と妊娠 一九三八~一九三九年
6章 ペニシリン騒動―戦争とペニシリン 一九三九~一九四五年
7章 現れた分子はとても美しく構成されていた―アメリカ、ロシア、ビタミンB12 一九四六~一九六〇年
8章 構造を解くより解けないでいた時間の方が長かった―ノーベル賞とインスリン 一九六〇~一九六九年
9章 自分のためでなく世界のために生まれた―中国、アフリカ、インド、教育、平和 一九五九~一九八八年
10章 最近は全てに、より希望が持てるようになってきた―引退とその後 一九七七~一九九四年
著者等紹介
フェリー,ジョージナ[フェリー,ジョージナ] [Ferry,Georgina]
科学作家、放送作家。科学技術の歴史に関する伝記などを執筆。また英国の主要な新聞に総説記事を掲載している。「ニュー・サイエンティスト・マガジン」の編集者や、BBC(英国放送協会)のラジオ番組の司会を務めたこともある。英国オックスフォード在住
田村実[タムラミノル]
元愛媛大学・理工学研究科・生物工学准教授。専門は生化学、分子生物学。1952年栃木県生まれ。(理学博士)
バージン,ルース・キャロル[バージン,ルースキャロル] [Vergin,Ruth Carol]
元愛媛大学・国際連携推進機構教授。米国ワシントン州生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- カラスのカー吉