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内容説明
銀水晶機械に彩られ、光と闇が蠢く機構都市『香港』。―俺、酒城小次郎は、万能鉱石“銀水晶”を悪用した犯罪「魔種事件」を専門とする香港警察第13課『水鏡』に所属している。“妖精種”のお姫様を護衛中、運悪く魔種に遭遇した俺は、出会っちまったんだ―うんざりするほど前向きで、でも憎めない、あの少女に。―わたし、四埜宮神楽は、お父さんを探すために香港にやってきた。着いた早々化け物に襲われたわたしを助けてくれたのは、美しい“機装鎧”を着た“銀水晶の戦乙女”だった!わたしも絶対にあの鎧を纏って、正義を貫いてみせるわ!―最低の出会いと最高の相棒が紡ぎ出す“銀水晶”ファンタジー、堂々の開幕!
著者等紹介
土屋つかさ[ツチヤツカサ]
SE、デジタルゲームプランナーを経てライトノベル作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メロリン@5月は再読強化キャンペーン!
17
92点。上手いな~。正直、土屋さんを侮っていました。作品の舞台は19世紀末の香港で、内容は近未来的なスチームパンクとなっておりますが、とにかく安定感がハンパないですね!神楽と小次郎の視点で交互に描かれていますが、全く違和感がなく描かれているし、細かい設定などもわかりやすく且つ丁寧に描かれているので安心して読めました。まさにラノベのお手本的な作品だと思います。作品の土台を丁寧に描いたことで、今後の展開が非常に気になるし、次巻以降も非常に楽しみです。強いてマイナスポイントを上げるとするならキャラ名が単調かな?2014/02/23
まりも
12
流石は土屋つかさ安定感が半端ないな。19世紀を舞台にしたスチームパンクモノで主人公小次郎とヒロイン神楽の二人の視点をメインにして描いている。視点が変わっても違和感はないし展開も非常に良い。設定の説明も非常に分かりやすいしキャラクターもそれぞれ魅力的と基本をしっかり押さえてるわ。今後の展開も非常に楽しみ。唯一キャラの名前が単調かなとは思いましたがこうして感想を書くときに楽だしまぁいいかな笑2014/02/26
サキイカスルメ
10
一気読みでした!失踪したお父さんを探す神楽と、神楽とコンビを組むことになった小次郎のお話。神楽はヒロインというよりは主人公でしたね。前向きで明るい女の子な神楽と、少しヒネくれている男の子小次郎はいいコンビです。二人の交互視点で描かれますが違和感はありませんでした。他の登場人物も魅力的でよかったです。特にシャーリーに熱烈に求愛する王さんが面白かった。報われてないところが(笑) 今回一番ヒロインだったアルもいいお姉さんで好きです。戦いもよかったかと。最後の展開は、とても熱かったですね。続きが楽しみです。2014/02/24
1_k
8
古臭めのキャラ設定な上に主人公が二人で視点が交互に変わる構成のため、なんか一昔前のアニメのノベライズ? というような雰囲気。その辺りを気にしなければ卒のない仕上がりにはなっている。要素要素はありがちだが、きちんと組み上がっており、よく出来た凡作。2014/03/10
朝夜
8
読了。面白かったです。小次郎と神楽視点のW主人公な感じの話ですかね。視点が変わっても違和感なく読めるし、全体的にまとまっているのでかなり読みやすかったです。キャラ的には王さんがかなり素敵でしたw いや、後半の登場シーンは冗談なしでかっこ良かったですよ?冷静に考えるとストーカーですがw2014/02/27
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