内容説明
本書は、実際の開発現場の必要性から生まれた実践的な状態遷移設計の指南書です。学術的な状態遷移の理論書とは一線を画し、実際の組込みソフトウェア開発の現場で使われている状態遷移設計のプロセスから、詳細な記述テクニックまで、実務で状態遷移を使うために必要なノウハウが詰まった内容になっています。実際の企業の状態遷移図や状態遷移表の設計現場では、設計資産がどうしても再利用できない、可読性が確保できないなど様々の課題を抱えています。本書はこれらの課題の解決に一つのヒントを与えてくれる実践設計手法の解説書です。
目次
第1章 状態遷移について
第2章 状態遷移図の作り方
第3章 Stateflowの意味論と操作
第4章 状態遷移図応用編
第5章 可読性を考慮した記述スタイル
第6章 ミーリ・ムーアタイプの状態遷移図
第7章 状態遷移の演習
著者等紹介
久保孝行[クボタカユキ]
1994年九州工業大学情報工学部制御システム工学卒業後、アイシン・エィ・ダブリュへ入社。1995年からオートマチックトランスミッション(A/T)の制御開発を担当。新たな状態遷移表を企画し、制御開発に応用(1999年世界初のFF5速製品化)。2002年よりHILS装置の開発、MATLAB/Simulinkを使った制御開発の開発環境整備を担当。2004年より自動車業界のMATLABユーザ団体のJMAABに参加。2006年よりボードメンバーとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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