内容説明
春夏秋冬、ほろ酔い気分!!縄文時代から現代まで、思わずだれかに話したくなる酒呑み話53話。都道府県別酒豪タイプ出現率、「コハシミズ」の湧水一覧、甘辛度、濃淡度の県別分布度など、面白コラムも満載。
目次
第1章 日本の酒前史
第2章 神々の酒
第3章 都の酒、鄙の酒
第4章 武家の酒、争いの酒
第5章 寺の酒、桶の酒
第6章 下り酒、居酒屋酒
第7章 酒の今
著者等紹介
横田弘幸[ヨコタヒロユキ]
1952年東京出身。ジャーナリスト。読売新聞東京本社社会部記者などを経て、元読売日本交響楽団理事長。現在、日本記者クラブ会員、日本オペラ振興会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さきん
29
酒の日本文化史。日本酒の歴史に合わせて、飲酒にまつわる社会情勢も合わせて紹介。奈良時代は禁酒時代だった、味好みも時代によって変遷、酒のブランド化は天皇へ献上する日本酒からと分かりやすく紹介。和歌を沢山紹介してあるところも人々の心情を汲み取るためにありがたい。2019/11/28
tama
16
図書館本 貸出順番待ちけっこう長かった。内容は、元新聞記者の作者が広範な知識をもとに一杯孫引きをした日本の酒話。従って上澄みをちょろちょろ舐めてる感強い。個人的には玉田宿禰の章が気に入った。へえーそうだったのー。この章をきっかけにして日本書紀の原文も読んでみたし(内容判ってればかなり分かる)。今の日本酒、佳いです。気になるのは「ファッションアイテム化」させようと企んでる酒蔵。違うからね。余分な事やモノを乗っけてはイケナイ。世間の好みも10年単位でガラリと変わる。そのくらい情けないものというのをお忘れなく。2019/12/10
Y89
2
図書館本2022/01/15