内容説明
映画、ドラマ、舞台、ナレーション…。このおもしろい世界の舞台裏…!!石丸謙二郎が軽妙に語ります。
目次
第1章 ワタシ、イシマル
第2章 映画とワタシ
第3章 役者はバイト?
第4章 舞台、芝居、劇
第5章 ナレーションの極意
第6章 イイナァ、コノセカイ
著者等紹介
石丸謙二郎[イシマルケンジロウ]
1953年大分県生まれ。つかこうへい事務所の舞台『いつも心に太陽を』でデビュー。俳優として活躍するかたわら、87年から『世界の車窓から』(テレビ朝日系列)のナレーションを担当。2018年より、NHKラジオ『石丸謙二郎の山カフェ』が毎週土曜に放送中。19年には「山の日」アンバサダーに選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yamatoshiuruhashi
54
面白かった。軽妙な語り口でナレーション、演劇、映画の世界であったこと、なしたことを文字にする。円谷幸吉の遺書をナレーターとしてなかなか読めなかった話などでは、そうだろうなと涙腺が緩み、大御所、名俳優に纏わるちょっと面白い話に笑ってしまう。好きなことを仕事にする、好きなことをやり続けるのはなかなか大変だろうが、それが軌道に乗ればこんなに楽しいことはないのだろう。にしても撮影現場では色々なことが本当に起きているのだなと妙なことに感心。2022/06/18
tetsubun1000mg
10
「世界の車窓から」のナレーション、筋肉番付などにも出演する俳優さんのエッセイ集。 「山は登ってみなけりゃ分からない」「蕎麦は・・・」の2冊を出版して3冊目の本。 最初はしっくりこない感じでいろんな話題が出てくるが、舞台(紙面)が温まってくると名前も顔も知っている俳優さんとの交友関係や素の顔。 舞台やTVドラマの撮影される側からの舞台裏の様子やエピソードに引き込まれて読むのが止まらなくなる。 終盤はホロリとしたり、爆笑させられて大変面白いものを読ませてもらった充実感あり。華やかそうでも大変な世界のようだ。 2022/02/24
あきひと
4
『山へようこそ 山小屋に爪楊枝はない』に続いて2冊目のエッセイを読了。ナレーションのお仕事と並行して役者を長くされていて小ネタは豊富。ネタ自体面白いのだが、文章も上手いので飽きない。声を大切にする仕事でストイックな生活をされているのかと思うが飲む機会も多いのですね。2022/03/31