内容説明
卑弥呼から平安時代まで、権力を維持しつづけた古代王権の知恵と工夫とは?日本列島に生きた人々の声が聞こえてくる。
目次
序章 王権とはなにか―王権論への誘い
第1章 古代の王位継承
第2章 古代王権と譲位
第3章 古代の王権構造―非常時と日常時の王権
第4章 古代王権の多極構造
第5章 古代の苑池と王権
第6章 日蝕と王権
第7章 王の引見・謁見―『寛平御遺誡』と外交儀礼
第8章 研究小史―王権研究と日本古代史
著者等紹介
荒木敏夫[アラキトシオ]
1946年、東京都生まれ。東京都立大学大学院博士課程中途退学。愛知教育大学助手・講師・助教授を経て、専修大学教授。専門は日本古代史。現在、2003年に発足した王権研究会を共同で運営し、「王権」にかかわるテーマの報告を重ね、研究交流を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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