内容説明
高句麗の王族として生まれた玄武若光(後の高麗王若光)は父英光の不慮の死により、出自を隠す境遇となる。育ての親肖奴行徳の手ほどきにより、文武の才を開花させるが、正体不明の刺客に命を狙われ、やがて国の存亡をかけた戦いに身を投じて行く。高句麗から波涛を越えてやって来た高麗王若光の波乱に満ちた生涯を、高麗家60代目当主の著者が描く渾身の歴史ロマン小説。
著者等紹介
高麗文康[コマフミヤス]
1966年生まれ。高麗神社宮司。高麗神社祭神である高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)を開祖とする高麗家の六十代目当主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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