ギルガメシュ王の物語 (新装版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 278p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784906791903
  • NDC分類 929.711
  • Cコード C0017

内容説明

すべての物語はここから生まれた。

著者等紹介

司修[ツカサオサム]
1936年生まれ。独学で絵を学び、絵画創作にとどまらず、絵本の原画、書籍の装丁、また小説の執筆にと幅広く活躍する。絵画の手法は、初期の抽象画・シュルレアリスムの画風から、世界各地への旅で生まれた具象画、そしてコンピュータ・グラフィックスを駆使した作品まで、多岐にわたる。カトリック作家・小川国夫との長年にわたる親密な交流や、旧約・新約聖書(岩波書店、2004‐05)の装丁を手がけるなど、聖書をはじめとする古代文書の世界との縁は深い。99年より、法政大学国際文化学部教授を務める。78年、『はなのゆびわ』などで、小学館絵画賞受賞。小説では、88年、「バー螺旋のホステス笑子の周辺」(『海燕』掲載)で芥川賞候補となったほか、93年には「犬」(『影について』新潮社)で川端康成文学賞を受賞する。また、2007年、『ブロンズの地中海』(集英社)で毎日芸術賞を受賞

月本昭男[ツキモトアキオ]
1948年生まれ。専攻、旧約聖書学・古代オリエント学。東京大学大学院博士課程中退。チュービンゲン大学にてDr.Phil.取得。現在、立教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いたち野郎

0
ユニークな装丁で、眺めながら読むだけでも楽しい。解説も丁寧。2021/09/17

木倉兵馬

0
世界最古の神話・英雄叙事詩、ギルガメシュ伝説を記した粘土板の翻訳。最古であるがゆえに欠けた部分や文意の取りにくいところ、単位がわからない箇所もありますが、それはそれで一味。ギルガメシュが某ゲームの傲岸不遜な感じと違って、結構ひるんだり不安になったりするシーンが多めで興味深かったです。挿絵も独特の雰囲気があっていいですね。2021/01/13

kasagumo

0
前半ではギルガメシュとエンキドゥの友情とフンババ退治という華やかな活躍が描かれ、イシュタルの誘惑と天牛退治、神々の会議の夢を挟んで、後半は友の死そして不死を求める孤独な探究の旅が描かれる。人類最古の物語がこのような英雄の栄光と喪失の二部構成となっていることがとても興味深かった。楔形文字の一覧や雰囲気のある挿絵もあって読み易くまとまった一冊でした。(FGOバビロニア視聴記念で購入)2020/11/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14233129
  • ご注意事項