出版社内容情報
失われ、長く謎に包まれていた文書群の全貌が現れる『知恵文書』=「起こるべきことの秘義」を見据えて。いま、そこにある終
末を生き抜くために、いかにあるべきか。「知恵の教え」。
収録文書=教訓、秘義、知恵の教え、知恵の詩、幸いなる者、邪悪な女の策
略、神の摂理……
? 死海のほとりの洞窟から、聖書を照らす新たな光が放たれた。
? 文書発見から今日に至るまでの校訂・編集・解読作業を踏まえた、原語ヘブライ語・アラム語
/ギリシア語からの翻訳。
? 傍注(見開き、左隅)では、欠損箇所復元の根拠、旧約・新約聖書との関連、
本文の背景にある歴史的な事柄などに触れる。また、死海文書に特有の語彙
や考え方などについて解説する。
12分冊構成
?共同体規則・終末規定 ? 聖書の再話2
?清潔規定・ハラハー・神殿の巻物 ? 詩篇 6月25日刊
? 聖書釈義 ? 儀礼文書 8月30日刊
? 黙示文学 ?知恵文書 2019年4月25日刊
? エノク書・ヨベル書 ? 天文文書・魔術文書
勝村弘也[カツムラヒロヤ]
編集/翻訳
内容説明
死海のほとりの洞窟から聖書を照らす新たな光が放たれた。ラズ・ニフヤ=起こるべきことの秘義、この鍵語に秘められた終末を生きる知恵とは。原典からの初めての日本語訳。
目次
教訓
秘義
知恵の教え
知恵の詩
知恵の言葉
幸いなる者
邪悪な女の策略
暁の子らに、賢者の言葉
神の摂理
二つの道
アラム語箴言
教訓類似文書
著者等紹介
勝村弘也[カツムラヒロヤ]
1946年生まれ。専攻、旧約学、ユダヤ学。京都大学大学院博士課程単位取得退学。現在、神戸松蔭女子学院大学名誉教授、日本聖公会ウイリアムス神学館教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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