内容説明
200種類以上の魚を紹介!見つけ方とすくい方のコツが分かる!カワハギも、タツノオトシゴも、リュウグウノツカイも、み~んな漁港にいる!海に入ることなく漁港で上から生き物を観察する「岸壁採集」。身近な魚から珍しい深海魚まで、“足元の海”で出会える魚の赤ちゃんの生態と、彼らを見つけるコツを大公開!タモ網とバケツさえあれば楽しめる海あそびの入門を紹介。
目次
序章 岸から出会える海の生き物たち
1章 “岸壁”に海の生き物たちを見つけに行こう!(漁港のココが面白い!;岸壁採集の服装 ほか)
2章 漁港の生き物&幼魚図鑑(1~3月―海藻~誕生;4月―ハゼ;5~6月―移動 ほか)
3章 出会った生き物たちの「マイ図鑑」を作ろう!―観察&記録のススメ(すくう前から「観察」は始まっている!;幼魚撮影の必須アイテム;幼魚をより美く撮影するには ほか)
著者等紹介
鈴木香里武[スズキカリブ]
1992年3月3日生まれ。荒俣宏氏が主宰する「海あそび塾」の塾長を務め、岸壁幼魚採集家として多くの生き物を観察・記録する。大学院で観賞魚の癒やし効果を研究し、学習院大学大学院心理学専攻博士前期課程修了。MENSA会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
59
鈴木香里武(すずきかりぶ)さんは、さかなクン系。本名で名付け親は明石家さんまさんだって。漁港の岸壁で採集できる魚の幼魚の図鑑。著者が実際に採集したものの紹介なので、採集の仕方や観察の仕方が詳しく書かれている。意外と良本。▽校区内に漁港があるので、海はとても身近。うちの子たちも岸壁採集チャレンジしてくれるかな?2020/09/11
たまきら
31
先日「ダーウィンが来た!」で特集されたとってもユニークな第二のさかなクンみないなお兄さん。面白そうなので本を借りてみました。写真が少なくて残念ですが、おもしろい情報満載でとても楽しい一冊でした。何の装備も不要で、泳げない潜れない船酔いひどいと三重苦な自分でも、岸壁で楽しめる海底探検があるんだなあ!2021/02/03
RX78
20
この子おもろい。この子って言ったら失礼か。こういうマニアックな人、大好きです。えっ名付け親、さんまさん。何者?岸壁で捕まえた稚魚、幼魚の図鑑。ダンゴウオかわいい。海すぐ近くだから採りにいってみようかな。2020/10/15
Arisaku_0225
10
静岡東部に最近できた幼魚水族館の館長となり、魚の幼魚を専門とする著者のフィールドワークの成果。こう言うと堅い印象になってしまうが、豊富な写真に優しい言葉と小中学生でも簡単に読める。全国の小中学生がこれ自由研究にして集積したら絶対面白いと思う。
遠い日
9
魚の稚魚、幼魚のなんとかわいいこと!海に潜らなくても、こんなに多くの魚と出会えるんだ!?季節が巡れば魚も変わる。海のことを何にも知らないなぁ、わたし。だから、とっても興味が惹かれた。2020/09/02