内容説明
推理小説の謎解きみたいに、複雑な歴史の「なぜ」と「流れ」が頭に入る。オドロキの裏真実も満載。時代を分けると、スラスラ読めて、よくわかる。東進カリスマ講師・金谷の特別講義。
目次
第1章 卑弥呼の時代はまるごと覚える
第2章 飛鳥時代は4つに分けて覚える
第3章 奈良時代は3つに分けて覚える
第4章 平安時代は2つに分けて覚える
第5章 鎌倉時代は4つに分けて覚える
第6章 室町時代は3つに分けて覚える
第7章 安土・桃山時代は2つに分けて覚える
第8章 江戸時代は3つに分けて覚える
第9章 明治時代は5つに分けて覚える
第10章 大正時代は2つに分けて覚える
第11章 昭和(終戦まで)は3つに分けて覚える
著者等紹介
金谷俊一郎[カナヤシュンイチロウ]
京都府に生まれる。東進ハイスクール講師・歴史コメンテーター。試験問題的中率・合格率が断トツの日本史科のカリスマ講師として、数々の授業・衛星放送講座を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s-kozy
66
東進ハイスクール講師の著者が「(日本史の)『全体像』『枠組み』『流れ』を頭に入れるためのものとして」(「はじめに」より)書いた本書。所期の目的は十分に達している。分かりやすく日本史の流れを概観することができた。ただし、歴史上のエピソードを知らないと読み進めるのは難しく、中学生がこれで日本史を学習するのは厳しそう。そういう点では高校生以上向きなのかな。大正時代末期に日本が政党内閣の崩壊を控え、日中戦争に突入していく直前の時の記述、「産業革命の行き着く先はどうしても帝国主義なのです」(278頁)は実に重たい。2016/09/12
壱萬弐仟縁
6
こないだの金スマで「今でしょ」の林先生と出ていたおもろいキャラの先生の本。通訳案内士1次試験のために通史を学習しようと借りた。2章の飛鳥時代からやればいいと思う。年表と適宜、関係図があり、文化史というのは活字のみなので、写真問題では活用できない。多くの用語はゴシック太字であるので、曖昧な時代の確認に役立つと思った。2013/06/02
CapH17
4
日本史を勉強し直したくて読んだ。忙しい時期と重なり、スイスイとはいかず、時間を掛けての読了。読み方が悪かった為か、あまり頭に入らず。また機会があれば読み直したい。2017/05/16
海歌@旧アカウント
2
わかりやすくてオススメ!流れは掴めた気がする。2015/11/25
kiki
2
時代を分割しながら読み進めるのは、頭のなかで整理しやすいため覚えやすい。全体像をつかむにはよい本だと思います。2013/08/18