内容説明
本書では、イギリスが誇る占星術家ベルナデット・ブレイディが恒星占星術を解説します。ブレイディは、占星術のフォーカスが天空の円天井から書物へ移り、もはや星を「見」なくなってしまったこと、それによって失われた物語を取り戻すことの大切さを提唱します。本書の中心は64の恒星解説篇です。それぞれの恒星の神話や伝説を背景にした本質的な意味、そして出生時の太陽と同時に上昇あるいは下降するとき、軸や各惑星とリンクするとき、どのような影響や作用が生じるかを歴史的人物や事件を交えながら明らかにします。
目次
第1部 天空と星々を使用する(パラン、本来の方法;パランと外惑星;本書に記述されている星々 ほか)
第2部 星の表(表を使用する;太陽の上昇と同時に昇る星と太陽の上昇と同時に沈む星の一覧表;出生図にある星と惑星のパランを見つける ほか)
第3部 星と惑星の組み合わせ(本書で取り扱っている星の一覧;アケルナル、エリダヌス座;アクルックス、みなみじゅうじ座 ほか)
著者等紹介
ブレイディ,ベルナデット[ブレイディ,ベルナデット] [Brady,Bernadette]
ウェールズ・トリニティ・セントデービッド大学博士号取得。英国バース・スパ大学の文化天文学と占星術の修士号取得。2006年9月には「占星術にたいする非常に際立った貢献」でイギリスの占星術協会より名誉あるチャールズ・ハーベイ賞を受賞。2008年には“Astrology:A Place in Chaos”でアメリカの占星術協会よりイギリス人として希有なレグルス賞を受賞。ビジュル・アストロロジーや予測占星術における画期的な業績で名声を博し、大学での講義や講演はもとより第一線で活躍し続けている
さくらいともみ[サクライトモミ]
西洋占星術研究家。子供のころから占星術、神秘学に興味を持つ。松村潔氏、芳垣宗久氏、田中要一郎氏に師事。恒星占星術の講座を開講(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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