内容説明
2011年、生誕100年を迎えた史上最も革新的なブルースマン、RLことロバート・ジョンスン。その深層へと切り込む渾身の一冊!RLの亡霊をアメリカ南部に追い求め、当地の社会・文化背景を手がかりに残された29曲を深く丹念に考察、RLの革新性と人間性に鋭く迫る。ロバート・ジョンスンの本当の姿とは?あの“クロスロード伝説”が意味するものとは。
目次
1 デルタの細道―Goin’Down Big Road by Myself
2 悪魔を魅入った男―Me and the Devil Blues
3 土曜の夜のデルタ・ブギ―Mississippi Guitar Boogie
4 生きのびたロバートの幻を追う―Robert Johnson at the Newport Folk Festival 1964
5 29曲全訳―29 Lyrics Translations
6 29曲を聴く―29 Ways(to Get to the RJ’s Door)
7 デルタ・デイズ~RLの生きた時代―Delta Days‐Robert Johnson 1911‐1938
8 ブルースに追われ続けた男―Blues Walkin’ Like Robert
著者等紹介
日暮泰文[ヒグラシヤスフミ]
1948年東京生まれ、神奈川県育ち。ブラック・ミュージック・ランブラー。慶応義塾大卒業。ブルース愛好会を設立、執筆活動を続けながら、ブルース・インターアクションズ(Pヴァイン・レコード)を75年に創業。2007年にリタイアするまでLP、CD、雑誌、書籍等、多数のリリースを続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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