内容説明
本書は著者が2005年春から2011年暮れにかけてインターネット上に投稿した、愛、呪詛、自己顕示、知識偏重、哀れみ、おかしみ、そしてなによりもナンセンスについての文章を拾い集め再構築したものです。
著者等紹介
高木壮太[タカギソウタ]
1968年徳島市生まれ。高校中退後、鍵盤奏者としての活動に入る。GREAT3やボニーピンク、YUKI、エルマロから和田アキ子までのサポート/レコーディングを始め、世界十カ国での巡業も経験。さらにはサイレント映画の創作に没頭。2010年には、ついに初のトーキー作品『RAWLIFEとその時代』を完成させる。2012年、処女著作「プロ無職入門」を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
災害大嫌い美少女・寺
59
これは面白い!著者がインターネット上に発表した文章をまとめたものだが、まずはその博覧強記に舌を巻く。ただしそのユーモアは多分にブラックなものなので、落ち込んでいる時に読むと元気を奪うようなものがしばしば。自分が十代だったらバイブルにしていたかも知れない。この人が編んだ音楽事典も読んでみたいが、私は音楽に疎いので止そうかとも思う。何にせよ大した文章家である。おすすめ。2019/07/13
KO
4
笑える。小学生の男の子のホラ話みたいな。たまに良い一言が入ってたりするんだけれど、どこまで本当の話かわからない、ある意味南米のマジックリアリズム的な(褒めすぎ)内容。2014/06/07
チョビ
1
題名勝ち!副題の方が本の内容を表しています。著者のひととなりカタログといったところ?つぶやきが気に入った方はフォローのきっかけになるでしょうし、音楽を聴いてみたいと思えばそのきっかけになる、そういう本です。よって、面白くない人は面白くないかもしれないです。。。2012/05/31
はいな
1
突飛な発想を説明する論理構成だけど、どっかふざけている要素を残しているのが、飛びすぎている発想な人と切り離しできずに、どこかで一般論とのあいだのハシゴを用意しているようで周到。あと、筆者のエレピのCDも気がついたら数枚所有していることに気がついていらいら~する。2012/03/22
ジャガラモガラ
0
入門書ではなく辛口エッセイ集。