安部公房の“戦後”―植民地経験と初期テクストをめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784906681334

内容説明

“満洲”から“戦後日本”へ。植民地経験を基点に、『終りし道の標べに』から『砂の女』までの初期テクストの解読を通して、安部公房像の“書き換え”を迫る挑発的な試み。

目次

第1章 故郷・辺境・植民地―『終りし道の標べに』論
第2章 戦中から戦後へ―「名もなき夜のために」論
第3章 戦後表象としてのメタモルフォーゼ―『壁』論
第4章 国民文学とアメリカの表象―「闖入者」論
第5章 ルポルタージュからドキュメンタリーへ―記録文学運動への志向
第6章 東欧から見た日本―『東欧を行く』論
第7章 反転する引揚者の物語―『けものたちは故郷をめざす』論
第8章 “戦後”的パラダイムの終焉―『砂の女』論
補論 クレオールの夢

著者等紹介

呉美〓[オミチョン]
1970年、韓国慶州市生まれ。1992年、高麗大学校文科大学日語日文学科卒業。2004年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。文学博士。高麗大学校、ハンシン大学校の非常勤講師などを経て、現在、東京大学文学部外国人客員研究員。専攻は近現代日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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