感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわ
20
「アサーション」とは、「自分も相手も大切にする自己表現」と訳されます。「今こういうことが起こって」いて、「自分がこういう感情になっている」から、「あなたに、こうしてほしいと思っている」ときちんと発言することで、問題解決を前に進めます。シンプルながらなかなかできないことです。実践例が豊富に掲載され、理解が進みます。練習あるのみ!(☆4)2019/04/06
ソラーレ
10
そもそも相手に話したい事、相談したいこと、改善してもらいたいことがある場合、「自分はどうしたいのか」、「相手にどうしてもらいたいのか」の最終的な目標(到達地点)を明確にしなければいけません。それを相手に伝えないことには、相手に話がわかってもらえないし、自分も何を話しているのか、何を要望しているのか曖昧になってしまいます。本書ではこの「最終地点」を言葉にするだけで、何を言いたいのかが明確に伝える方法が本書で紹介されているのではないか。 2024/09/04
オカヤン
9
おそらくメンタリストDaiGoの紹介本。イギリスのコミュニケーショントレーナーの訳本。 本当によかった。相手に言いいにくいことを、自分で、どう取り扱うか、の本。 本文より。「どう表現すればいいかわからない感情を経験した時、人間関係は難しくなる」「自分が何を感じているかを、言葉で表現することが、私たちの会話を人間的なものにします」 困った時に整理すること→①何が起きているか②自分がどう感じたか③どうなってほしいか(具体的に、相手が出来ること、一つに絞る)2022/02/18
かえるくん
8
良書がそろっているアサーション関連の書籍のなかでも出色の出来。技術としてのアサーションにとどまっておらず、語りそのものとメタファーにアサーティブネスが浸透し、読んでいるうちに、自らの非合理的な思い込みが氷解していく心地がした。この本に出会うきっかけをつくってくれた人に多大なる感謝を!2017/03/13
Mint
7
特徴的なのは事例の豊富さだ。自分もお互いも尊重する、それが具体的にどのようなことなのか、シンプルな原則をどう活用しているのか、イメージが湧きやすい。話し合いでの目標設定は言い負かすことではない。自分の思いを伝えるその為に、コミュニケーションの考え方やコツといった知識を、そして経験も、増やしたい。そう思わせてもらえた。NG例と改善例、そのポイントがあるのもありがたい。2024/08/17
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- 洋書
- Unforseen
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- おんな二代の記 岩波文庫