内容説明
本書は、昭和四十九年より、北日本新聞に五度にわたって連載した一四七回の記事をひとまとめにし、若干の補筆、削除を行って一書としたもので、富山県在住者、出身者その他県人関係者のヒマラヤ登山について記したものである。
目次
第1章 ヒマラヤ登山の幕開け―戦前
第2章 チョゴリザからグルジャ・ヒマールへ―昭和二十五~四十四年
第3章 女性隊の踏査―昭和四十五~四十九年
第4章 K2、ティリツォ・ヒマール踏破―昭和五十~五十四年
第5章 富山岳連隊ナンガ・パルバット頂に立つ―昭和五十五~五十九年
第6章 エヴェレストめざして―昭和六十~平成元年
第7章 ガッシャーブルム峰に挑む―平成二~六年
第8章 北村俊之八〇〇〇メートル五座目単独登頂―平成七年
著者等紹介
橋本広[ハシモトヒロシ]
大正10(1921)年富山市生まれ。昭和18年に召集を受け、満州、沖縄、台湾にて兵役に従事。復員後教職に就き、長年富山県内の高校山岳部の指導にあたる。昭和40年ネパールのトリスリ流域、43年北ボルネオ、44年西部ヒンズークシ、45年韓国の雪岳山、平成3年ネパールのクーンブ地方、4年ヨーロッパアルプスなどの渡航歴がある。高志山の会、チロル山の会、山雄会、双嶺グループ、日本山岳会、日本ヒマラヤ協会、一等三角点研究会ほか所属
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