内容説明
国民は、政治家に何をなすべきかを求めるのではなく、国民自身がどのような心を持つべきか、また政治家は金銭付きの政策を述べるのでなく、国民にどのような心構えを持たせるべきかを考える最適の書。
目次
日本の歴史に見る権力
中国史上における歴代の権力者たち
皇帝とローマ法王
プラトンの『国家論』とマキャベリの『君主論』
歴史に見る権力を巡る闘いと結末
共産国の誕生と崩壊までの各国の権力闘争
中国とソ連の関係に見る権力構造
旧共産国内に存在していた民族運動
一九八〇年代中頃に見られた共産国の将来像
共産主義国家建設及びその結末と国家再建への道
官僚の国家権力支配の話と崩壊とは何か
国民の誤った欲望という権力が生み出す危険な社会
日本の政治的風土