内容説明
小児鍼は、簡単な操作で著効があり、診断と治療技術、子供との接し方、保護者の説得の三要素から成り立っている。本書では、これらに関して、具体的に詳しく記載した。初心者のために、小児鍼(器具)の選び方、上達訓練法にも触れ、最後に、奥義を付け加えた。
目次
第1章 小児鍼の診断と治療(小児鍼の適応;鍼の持ち方・使い方 ほか)
第2章 子供との接し方(待合室、治療室をどうするのか;子供を泣かさない法 ほか)
第3章 保護者の説得(こんな時説得が必要;質問に答える ほか)
第4章 小児鍼の症例・失敗例(カンムシの症例;各疾病の疾病 ほか)
第5章 小児鍼の奥義(小児鍼の器具の条件;三稜鍼形小児鍼の特長 ほか)
著者等紹介
谷岡賢徳[タニオカマサノリ]
昭和15年大阪府八尾市生まれ。昭和36年明治鍼灸専門学校卒業。昭和50年大阪府鍼灸師会理事。大阪鍼灸専門学校非常勤講師。昭和53年大阪府鍼灸師会八尾柏原支部ではり灸健康相談会開催。昭和60年大師はり研修会開催。大師はり同窓会開催。昭和63年大師はり百年祭。平成元年大師はり灸療院3代目院長。平成10年大師はり百十年祭。主な著作に「大師はり百年史」(昭和63年)。「谷岡賢徳論説集」(平成10年)。「大師はりの歩み」(平成10年)
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