内容説明
明治24年10月、北海道毎日新聞社(現在の北海道新聞)の記者2人が、北海道移住勧誘のために全国に向けて旅立った。本書はこの遊説事業の旅を追いかけながら、北海道に多くの移住者を排出した各府県の動向を探り、北海道移住史の新たな歴史像を描く。
目次
1 出発前夜―移住にかける四人の志士
2 東京へ―国是としての北海道移住
3 名古屋・岐阜・三重―濃尾震災と移民の送出
4 京都・大阪―北垣国道と京阪の資本移住
5 徳島―藍の国の再生と移民送出
6 香川県―移住ブームと無断渡航
7 松山・高知―民権志士の「神の国」建設
8 神戸から山口へ―士族授産と移住の展開
9 旅の終わり
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