内容説明
私たちの食べ方が日本の食と農の質を決める。農水省の研究者による渾身の力作。
目次
第1章 日本人の胃袋倍数(食料輸入大国ニッポン;無意識の加担者たち ほか)
第2章 「隣人」と共生する食べ方―BSE(牛海綿状脳症)の教訓(BSE(牛海綿状脳症)の発生
量産家畜は病んでいる)
第3章 安い牛乳、高い牛乳(価値と価格;エコロジー牛乳は高いか ほか)
第4章 野菜の硝酸汚染(門外漢の素朴な疑問;メトヘモグロビン血症と乳幼児突然死症候群 ほか)
第5章 日本の「食」と「農」を守る道(日本の産消提携運動とアメリカのCSA運動;危うい「第三次有機ブーム」 ほか)
著者等紹介
足立恭一郎[アダチキョウイチロウ]
1945年奈良県生まれ。1974年京都大学大学院農学研究科博士課程修了。1975年京都大学農学部助手(5月~9月)。農林省農業総合研究所(当時)に出向。現在、農林水産省農林水産政策研究所地域資源研究室長。農学博士。専門は農業経済学
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