虚飾の経営者稲盛和夫

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  • サイズ B6判/ページ数 155p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784906605668
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0036

内容説明

“中小企業の神様”の正体とは?京セラ、盛和塾、稲森財団、KDDI、日本航空、霊界・魂・カルマ、アメーバ経営、得度…いままで誰も書かなかった、真実の稲森論。

目次

第1部 稲盛和夫の虚像と実像(佐高信との対談)(日本的経営・盛和塾・ヤマギシ会・財界;船井幸雄・稲盛財団・精神論・修養団;暴露本・カルマ・名誉毀損訴訟・小沢一郎;鹿児島・アメーバ経営・日本航空・ウィルコム)
第2部 京セラ「稲盛和夫」という呪術師(財界ニューリーダーの出家宣言;第五回盛和塾全国大会;“平成の松下幸之助”;“人生の真理”としての京セラフィロソフィー;ヒトラーを賞賛 ほか)

著者等紹介

斎藤貴男[サイトウタカオ]
1958年、東京都生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。『日本工業新聞』記者、『プレジデント』編集部、『週刊文春』記者などを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ichiro-k

5
稲盛和夫に対して初めから異臭を感じていたのではなく、ブログにも書き込んだが、盛和塾所属?の企業が身近(M&A?)になってきた経緯からだ。現在の立場上(人事・総務)、洗脳もどきの理念や制度を半強制的に押し付けられた。先方の担当者の新興宗教信者のような「オドオドした眼つき」が印象的だ。以来、書店の「稲盛本」に異臭を感じる。ただし、丸呑みできないゴシップ本と紙一重。2010/05/23

うめけろ

4
京セラの稲盛氏、アメーバ経営の京セラ、くらいしか知らなかったので読んでみましたが、稲盛氏を悪と決めつけるところから議論が展開されるのでついていけませんでした。これだけの成功を収めているのですから、双方向からの議論でないとアンフェアです。従ってこれを読んだからと言って稲盛氏を善とも悪とも言えず、逆に著者(特に対談相手の佐高氏)の品性を疑うような本に仕上がっている気がして否めません。2012/04/27

海冨長秀

1
一代であそこまで成功した経営者であれば、言行不一致や、宗教的人材管理、精神論、天下り受け入れ、親族経営の子会社、犠牲者は数知れずでしょう。自己正当化せず、まともに自分のやったことと向き合えば、鬱になるでしょうね。経営者に聖人であることを求めたり、神ともてはやす太鼓持ち軍団にのせられて、見誤ってはいけない。当たり前だが会社は営利団体である。犠牲者を出さないためには立法だと思いますが、こういう経営者の意見を重視する政治や政党を有権者が支持して、日本がよくなったでしょうか。現在日本は絶賛低迷中なので自明ですね。2023/01/18

伝書鳩

0
星1つ 稲盛和夫の書籍が読みたくて手にとったのですが、著者の稲盛和夫に対する批判する文章が個人的には読んでいてつらかったですね。稲盛和夫への批判が辛いのではなく、人に対する批判が強烈だったのが印象的な本でした。2013/07/21

Taigo Ishikawa

0
「アメーバ経営」読んだので、今度は批判的な視点から。批判のための批判みたいな部分も多い本。ただ、当然ながら「売り上げの極大化、経費の極小化」だけでなくコンプライアンスは企業経営に必要だし、精神論に対しては拒否反応もあるだろう。2014/02/23

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