内容説明
元朝日新聞記者の著者が最初のがんに見舞われたのは『週刊金曜日』の社長の時だった。多忙な日常の中、衝撃を受けながらも著者はジャーナリスト精神を発揮して、がんの正体に肉薄していく。その“内視鏡”は自らの心理をものぞきこんで迫力がある。二度、三度と襲ってきた病魔と闘った著者のこのドキュメントは、がんに見舞われた人はもちろん、見舞われない人にも欠かせない貴重な「用心と安心のガイドブック」である。
目次
1章 最初のがん
2章 選択
3章 手術
4章 二度目と三度目
5章 いまわかる真相
6章 予防と検診
7章 変わるがん医療
8章 あきらめずに
9章 情報と格差
10章 立ち上がる患者
著者等紹介
黒川宣之[クロカワノブユキ]
1933年広島県生まれ。57年朝日新聞社に入社。経済部次長、論説副主幹、編集委員などを経て93年退社。94年に(株)金曜日に入り、『週刊金曜日』編集長、発行人などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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